カテゴリ
  1. トップ
  2. 書籍
  3. 福沢諭吉 「一身の独立」から「天下の独立」まで
商品詳細画像

福沢諭吉 「一身の独立」から「天下の独立」まで

集英社新書 1216
中村敏子/著
著作者
中村敏子/著
メーカー名/出版社名
集英社
出版年月
2024年5月
ISBNコード
978-4-08-721316-4
(4-08-721316-1)
頁数・縦
189P 18cm
分類
新書・選書/教養 /集英社新書
出荷の目安
5~10営業日前後で発送いたします。
お受け取りいただける日はお届けする国・量・時期により多少前後します。

価格¥880

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

幕末から明治にかけて、来たるべき近代国家の在り方を構想した大思想家、福沢諭吉。既存の研究では、彼の武士としての前半生は、ほとんど重視されてこなかった。だが、未知の文明の受容と理解を可能にするためには、何らかの器が必要だったはずだ。本書では、福沢の中で儒学の枠組みと西洋がいかに響き合い、どのような変化がもたらされたかを丹念に描く。家族や男女関係など「私的領域」を含む社会を見据え、西洋思想の直輸入ではない「自由」と「独立」への道筋を示した、鮮烈な福沢諭吉論の誕生!【目次】はじめに――「議論の本位を定める」(『文明論之概略』第一章)一、福沢の前半生――「一身にして二生を経る」(『文明論之概略』緒言)二、西洋から学ぶ――「文字は観念の符号」(「福沢全集緒言」)三、『中津留別の書』――「万物の霊」としての人間四、『学問のすすめ』――自由と「一身の独立」五、『文明論之概略』――文明と「一国の独立」六、「徳」論の変化――「主観の自発」か「客観の外見」か七、男女関係論――「一家の独立」八、理想社会としての「文明の太平」――「天下の独立」引用・参考文献あとがき【著者略歴】中村敏子(なかむら としこ)1952年生まれ。政治学者、法学博士。北海学園大学名誉教授。75年、東京大学法学部卒業。東京都職員を経て、88年北海道大学法学研究科博士後期課程単位取得退学。主な著書に『福沢諭吉 文明と社会構想』『トマス・ホッブズの母権論――国家の権力 家族の権力』『女性差別はどう作られてきたか』。翻訳書に『社会契約と性契約――近代国家はいかに成立したのか』(キャロル・ぺイトマン著)。

  • ※商品代の他に送料がかかります。
    送料は商品代・送付先によって変わります。詳しくは書籍の料金についてのご案内をご確認ください。
  • ※現時点でお取り扱いがない場合でも、今後購入可能となる場合がございます。
  • ※送付先を追加・変更される場合はご購入前にマイページよりご登録をお願いいたします。
  • ※商品は予告なく取り扱い中止となる場合がございます。
  • ※ご注文商品が在庫切れなどの際はキャンセルのご連絡をさせていただく場合がございます。
common-popup-caution

common-popup-caution